こんにちは!すてきな場所を探し求めて旅する私です。
今回は、色彩豊かな紫陽花が咲き誇る京都の「三室戸寺」へ。
拝観受付所からスタート!本堂を目指してウォーキングを楽しもう
京阪「三室戸駅」から徒歩約15分で辿り着く、「三室戸寺」の拝観受付所。
「あじさい寺」として有名で、梅雨のこの時期、多くの人で賑わっている。

拝観受付所から本堂までは、歩いて約5分ほど。
遠すぎず近すぎず…日頃の運動不足を解消できそうな、丁度良い距離感。

本堂に向かっている間にも、すでにかわいい紫陽花たちがあちらこちらに。
絵の具で丁寧に色付けされたような、繊細な花びらがきれい。

中間地点の「山門」に到着!
本番はここからなので、蒸し暑さに負けず張り切っていこう~っ。

「山門」から歩き進めると、本堂へと続くちょっぴり長めの階段が登場…!
「あじさい階段」とも呼ばれ、石段に紫陽花の花で描かれたアートが公開されることも。
短期間だけ出現するので、見ることができたらとってもラッキー。

上ってきた階段を振り返ってみる。小さな達成感って大切…!

階段を上った先に見えたのは、色とりどりの「あじさい花手水」。
淡くて優しい色合いが、なんともかわいらしくて癒される。

紫、青、ピンク…どれも本当にきれいな色だな…

紫陽花のおかげで、梅雨も明るい気分で過ごせるネ!
定番の狛犬じゃない!うさぎ・牛・蛇から貴重なご利益をいただこう
木々を背景にした本堂の前には、これから見頃を迎える蓮の葉がたくさん。

緑に包まれたこの場所で深呼吸をすれば、自然と身も心も浄化されそう。

ここに訪れた理由は、紫陽花のほかにもうひとつ。それは「狛兎」に会うこと。
「全国のうさぎスポットに行きたい!」という、
うさぎ好きとしての目標を掲げている以上、ここを見逃すわけにはいかない…!

「狛兎」の前に列ができていたものの、並び始めて約5分ほどで自分の番に。
足腰健全にご利益がある、しっかりとした体格のうさぎさん。
うさぎが抱えている大きな玉の中には卵型の石があり、それが立てば願いが叶うのだとか…!

うさぎの対面に安置されているのは、「宝勝牛」と名付けられている「狛牛」。
牛の口の中にある玉を撫でると、勝運が付くのだそう。

ほかにも、「狛兎」と「狛牛」に続いて、「狛蛇」として親しまれている「宇賀神」の像も。
一度見たら忘れられないような、インパクトがある見た目…!
撫でる箇所によってご利益があり、耳は福がくる、髭は健康長寿、しっぽは金運が付くのだそう。

心を込めて、念入りに撫でておかなきゃな…

財運&金運の神様だから、特にしっぽは丁寧にネ!
色鮮やかな紫陽花が咲き誇る!期間限定で楽しめる「あじさい園」
うさぎたちにしっかりとご挨拶をした後は、いよいよ「あじさい園」へ。

毎年、梅雨の期間限定で開園する「あじさい園」。
広々とした園内には、多種多様な紫陽花が一斉に咲き乱れる。

6月下旬の紫陽花の開花状況はこんな感じ。
こんもりと咲く、立派な紫陽花たちがいっぱい…!

穏やかに流れる川の周辺にも、たくさんの紫陽花たちが。

橋の上からの景色は、ぜひ写真に残しておきたい一場面。
こうして眺めてみると、全体的にピンク系の紫陽花が多いのかな。

赤に近い、色鮮やかな濃いめのピンクも!
ぱっと目を惹く、緑の中で映える姿がとってもきれいだね。

爽やかなブルーも好きだけど…華やかなピンクも悪くないな

ピンクの紫陽花の花言葉は、「元気な女性」や「強い愛情」なんだッテ!
歩き疲れたらスイーツを!宇治ならではの濃厚な抹茶アイスを堪能
「三室戸寺」で紫陽花を楽しんだ後。
のんびり徒歩で向かったのは、看板がかわいい「日本茶とジェラート かめうさぎ」。

うさぎとカメが競争もせず、仲良くジェラートを食べてる様子が微笑ましいね。

暖簾にもうさぎとカメ!
和の雰囲気漂うイラストが、京都の街の雰囲気にも似合ってる。

いただいたのは、ジェラートの「抹茶香碧」と「和紅茶」のダブル。
宇治抹茶をふんだんに使用した「抹茶香碧」は、濃厚でありながら苦味が少なく食べやすい。
ミルクで丁寧に煮出した「和紅茶」は、まろやかでリッチな味わいが魅力。
ひんやり冷えたジェラートで、しっかり体力回復した後は…

なんと…またもやアイスを補給…!
こちらは、宇治のお茶屋「伊藤久右衛門」の「抹茶パフェアイスバー」。
どのフレーバーもかわいくて迷ったのだけど、今回は「いちご(いちご抹茶パフェ)」を選択。
ベリーの甘酸っぱさと、抹茶の控えめな甘さのバランスが絶妙で、初夏にぴったりな爽やかさ!

蒸し暑いこの時期、アイスはいくらでも食べられるな…

歩き疲れた体にパワーチャージ!見た目も写真映えするネ!
曇りでも、ちょっぴり暑さを感じる梅雨の京都。
がんばって歩いた先にあった、きれいな紫陽花とおいしいスイーツは、
今の季節ならではの、特別なご褒美のようにも思えたのだった。
それではまた、次の旅で。